2023年夏のクラスがスタートします。(Coming soon)

体験会を開いています。2023年6月10日(土)19時半〜 20時半。7月8日(土)19時半〜20時半。


体験会の最新情報

初めての方向けの体験会を対面にて行なっています。

からだの神秘や動きを
探求する方へ

青龍八卦掌せいりゅうはっけしょうとは

中国の伝統的な武術『八卦掌』

多くの流派のある中で、小幡老師の教える『九宮八卦掌』は武術本来の護身術としての価値が高いスタイルのものです。

そしてその体系は人間の心身を整え、発展させ、開放させ、自然と一体化させる修行でもあります。

その九宮八卦掌から「戦い」の感性を取り除き、新たなワークとして小幡老師が作り上げたのが『青龍八卦掌』です。

八卦掌は円を描くフットワーク、しなやかな全身の連動、美しい旋回動作を特徴としており、「龍が舞っているよう」と例えられています。その中でも、『青龍八卦掌』は、身体や心に作用していくだけではなく、場を作り上げる、舞う武術とも言えます。

青龍八卦掌を通して・・・

過度な体力・柔軟性は不要なことから、《生涯の趣味》とすることができます。

ココロとカラダを活かした運動により、舞いのような《美しい動き》を手に入れ、さらに《ココロとカラダを伸びやか》に開放します。

初めての方向けの体験会から、入門クラス・初級クラス・中級クラス・上級クラスまで、各々の段階で始めやすい体系になっています。上級クラスを修了し認定を受けた方には、【青龍八卦掌 養生インストラクター】への道も開かれています。

なぜ、青龍八卦掌せいりゅうはっけしょうなのか?

青龍とは

神話に登場する伝説上の神獣=四神は、四つの方向を守護すると言われています。青龍(せいりゅう)・白虎(びゃっこ)・玄武(げんぶ)・朱雀(すざく)のうち、青龍は東に位置し、色は青々とした緑色で季節は春を司ると言われています。

生命の芽吹きを促す『青龍』のようなプログラム《青龍八卦掌》で、あなたのココロとカラダを奥底からイキイキとさせてゆきましょう。

八卦掌の螺旋(らせん)力とは?

 私たちのDNAは「螺旋らせん構造」からできています。一体、その構造にはどのような力があるのでしょうか?

八卦掌の最大の特徴として、円を描くフットワークと【螺旋の力】が挙げられます。八卦掌で考える【螺旋の力】とは、足を大地に接し体軸を回転させ、足裏から螺旋状に力を汲み上げ天に伝える力のことです。動きも、同じように螺旋を描くことで、私たちは、陰と陽・虚と実のバランスをとっていくことができます。

 その効能は、気血を全身の隅々まで満たすことができ、さらに効率的な身体の使い方を促します。
通常の運動(身体の使い方)とは異なった、小さな力で大きな力を発揮するシステムです。

八卦掌を続けていくと、「力を抜くところ(虚)」と「入れるところ(実)」の差がわかっていきます。また、身体を開発しながら「天・人・地」の関係性を探っていきます。東洋思想の「虚と実」や「陰と陽」「三才」を身体で体感していきます。

そのことで、本来は力を抜いておくべき肩や首、胸や膝などが過剰労働になっていることに気づく方もいらっしゃいます。

代わりに、働いていなかった股関節や肩甲骨、丹田、骨盤まわりなどが活性化されていきます。そのことによって全身の連動力を生み出し、自然に【螺旋の力】を発揮できるようになります。

指導・レッスンの内容

青龍八卦掌の指導・レッスンは、以下の4つの順番で学んでいきます。

入門コース
初級コース
中級コース
上級コース

各クラスの紹介

入門クラス 

おおよそ3ヶ月集中の入門クラスでは、身体の基礎づくりのため、以下の3つを学び練習していきます。
(1)放鬆功(ほうしょうこう):全身の各関節を無理せずリラックスさせる運動です。以下の13の順に身体を緩めていきます。

🔶足首回転、🔶膝回転、🔶股関節回転、🔶肩回転、🔶肩甲骨開閉、🔶体軸回転 🔶腕昇降、🔶肘回転、🔶手首回転、🔶足首伸展、🔶正圧腿、🔶側圧腿、🔶沈肩功

続いて、(2)站樁功(たんとうこう)です。これは、特定の姿勢を取ることによって、身体を調整し、丹田を養い、力の流れを感じるワークになっています。

🔶丹田功(文息・武息) 🔶馬歩站樁功(まほたんとうこう) 🔶八卦站樁功(はっけたんとうこう 🔶虎座式站樁功(こざしきたんとうこう)

最後に、(3)【螺旋八掌(らせんはちしょう)】です。
その場において8種の動作を行い、「腰部の調整」や「体軸の確立と旋回」、「全身の螺旋力の養成」などのボディ作りを行います。

🔶準備運動:螺旋下盤功(らせんかばんこう)

🔶続いて、以下の8つの動作
①下沈掌(かちんしょう) ②托天掌(たくてんしょう) ③抱陽掌(ほうようしょう) ④托槍掌(たくそうしょう) ⑤立柱掌(りっちゅうしょう) ⑥陰陽掌(いんようしょう) ⑦推磨掌(すいましょう) ⑧滾球掌(こんきゅうしょう)


【最新情報】にて入門クラスの情報をUPしています。 

初級クラス

4ヶ月かけて習っていく初級クラスでは、【歩法】【走圏八掌(そうけんはちしょう)】【五臓気功】【収勢静功(しゅうせいせいこう)】を学びます。

(1)歩法

青龍八卦掌の歩きを習得するために、以下の4つの歩き方を練習していきます。
🔶趟泥歩(とうでいほ) 🔶擺歩(はいほ) 🔶扣歩(こうほ) 🔶鶴行歩(かくぎょうほ)
 
(2)【走圏八掌(そうけんはちしょう)】
入門クラスで学んだ8種の動作=【螺旋八掌】を、円の周りを歩きながらより動きのある動作へと発展させていきます。このことを、【走圏八掌(そうけんはちしょう)】と言います。爪先を上げない特殊なフットワークで円周を歩き、「スムーズな移動」と「安定した体幹」を養い、「精神の集中」や「空間把握力の向上」を育みます。

走路:一軸一円、二軸8字

(3)《五臓気功(ごぞうきこう)》

 中国伝統武術・形意拳は、中国の古典哲学「陰陽五行説」と深い関係があります。「五行」とは5種類の要素(金・水・木・火・土)から世界は構成されている、という思想で、東洋医学の理論的バックボーンとなっています。 

「五行」は「五臓(肺・腎・肝・心・脾)」にも対応しており、形意拳の基本技である五行拳(ごぎょうけん)では五臓の気を用いた打ち方があります。

 青龍八卦掌で習う《五臓気功》は、形意拳の五行拳を応用し、各五臓に対応した簡単な動きによって五臓の気を活性化して、内側からの養生を促すものです。

(4)《収勢静功(しゅうせいせいこう)》

練習後に、気を整え心と身体を落ち着かせるためのワークです。

 ①相連地(そうれんち)

 ②相連天(そうれんてん)

 ③相連外(そうれんがい)

 ④相連内(そうれんない)

 参加条件:入門クラスを修了した方が対象となります。

中級クラス

中級クラスでは、いよいよ【型】に入っていきます。八卦掌では型のことを【套路(とうろ)】と言います。複数種の動きを組み合わせた「型」を学ぶことによって、ココロとカラダの自由度をUPして、開放してゆきます。

中級クラスで習うのは、以下の8つの動作です。これらの動作をつなげて舞うことで、一つの型=套路(とうろ)が完成します。おおよそ5ヶ月かけて練り上げていきます。

動作や型は、習った後に重ねて鍛錬していくことが大切です。入門・初級クラスでやってきたことも含めて練り上げていきます。

1.葉底蔵花(ようていぞうか)・・・葉の奥に花が潜む

2.磨身掌(ましんしょう)・・・全身を磨き上げる

3.順勢掌(じゅんせいしょう)・・・勢いに乗って掌を出す

4.双撞掌(そうとうしょう)・・・両掌を推し出す

5.転身掌(てんしんしょう)・・・身を翻して掌をかぶせる

6.迎面穿袖(げいめんせんしゅう)・・・顔の前で長袖に腕をとおす

7.立柱掌(りっちゅうしょう)・・・両腕で天地の間に柱を立てる

8.鷂子翻身掌(ようしほんしんしょう)・・・ハイタカが空中で身を翻す

参加条件:初級クラスを修了した方が対象となります。

上級クラス

中級クラスで習得した一つの型を用いて3段階のレベルで向上させてゆきます。こちらの上級クラスについては、各自の個性によりどのレベルがより個性を発揮しやすいか、習得までの日数にもばらつきがあります。個別にお問合せください。
そのため、ある一定のレベルに達した方に、認定と修了証をお渡ししています。

第1段階:定架(ていか)・・・正確な動作を学び、姿勢を整え、体幹を強くする(人のカラダを整える)。

第2段階:龍身(りゅうしん)・・・全身の関節を柔らかく連動させ、龍のようなしなやかさを身につける(地とカラダを結ぶ)。

第3段階:遊心(ゆうしん)・・・ココロを躍動させて、身を軽くし、舞うように動いて、ココロとカラダを開放する(天とココロを結ぶ)

参加条件:中級クラスを修了した方が対象となります。

青龍八卦掌YouTube動画 
【青龍八卦掌プロモーション】

青龍八卦掌の
6つの特徴

生きる活力~からだの連動力を高めて、気功効果を~

内側の“気を練る”という気功的な身体へのアプローチをおこなっていくことで、身体の外側の動きや肉体を鍛えるような運動だけでは届かない内部へと、生きる気力を届けます。力を入れるべきところ、抜いていくところなどを学び、また呼吸との連動や、上半身と下半身の連動力なども学んでいきます。入門クラスでは土台となる丹田作りや立ち方を、初級クラスでは、呼吸と所作を使って内臓にも働きかける【五臓気功】もお伝えしていきます。

螺旋のチカラで身体が活性化する

伝統的な武術【八卦掌】は、円を描くフットワークと、美しい旋回動作、しなやかな全身の連動が龍が舞っているようだと喩えられています。入門クラスでは、立った状態で螺旋の力を学び、初級クラスでは歩いて円を描いていきます。中級では、大きな円の周りで小さな円を描いていき、より立体的に空間を使っていけるように進めていきます。

リフレッシュと癒し効果~身体だけではなく、心にも作用する~

青龍八卦掌を学んでいくと、自分の身体の癖や不自由になっている身体に意識を向けることができます。そのことで、本来の自分の在り方や自由な身体の感覚に近づいていくことができます。また、目の前の風景だけではなく、空間を立体的に捉えていくため、空間把握能力が身につき、背後の気配への気づきや、立体的に物事を見ることにもつながっていきます。

体軸やグランディング(大地とつながる力)と虚領頂頸(きょれいちょうけい)

つた植物は軸がないと大地から空に向かって伸びていくことができません。それと同じように、私たちも体軸を作っていくことで、大地から螺旋状に力を巻き上げて天へと伝えていくという感性を持っていきます。それは、空想的な観念ではなく、リアルに、頭のてっぺんが天に上がっていくとうい感性を持っていくことを、虚領頂頸(きょれいちょうけい)と言います。

「天・人・地」という概念を、身体と心で体感する

自然の多い場所に出かけた際に、青龍八卦掌を一本の木の周りで舞ってみることをおすすめしています。なぜなら頭上には空が広がり、足元には地面があることリアルに感じやすく、「身体さえあればどこでも生きていける」そんな実感を得られる体験を得やすいからです。自然と一体となるような感覚が開かれて、心と身体がリフレッシュされます。”一生もの”のライフワークとしてぜひ一緒に学んでいきましょう。

人や自然との関係性を、からだを通して学べる

入門クラスでは、自分の身体と深く向き合っていくために意識は自分の身体に集中させて充実させていきます。初級クラスや中級クラスでは、自分以外のものに意識を集中させることで自分を「虚」にする体感も学んでいきます。上級クラスでは、自分よがりでもなく他人志向でもなく、自分と相手の軸がコラボレーションするような感覚になることがあります。

自分のココロとカラダを存分に活かして『生きる』 

『青龍八卦掌』が、そのきっかけになれば大変嬉しく思います。

さらに先へ探求を進めたい方へ

インストラクター制度について

青龍八卦掌を伝えたい、サポートしい方のために「インストラクター・アシスタント制」を導入しています。一定以上の講習会への参加、認定によって「青龍八卦掌インストラクター」への道が用意されています。

こちらは、中級クラス〜上級クラスで練り上げた套路(とうろ)の先へと進みます。さらに三つの套路をお渡しして練り上げていく段階です。同時に、入門から上級クラスの内容を周囲に伝えていくという教える技術も学んでいきます。

参加要件:上級クラスを終了し、認定試験に合格した方。入門クラスを始めてから1年半以上経過する方。

【青龍八卦掌 養生インストラクター】の認定要件:四つの套路をマスターし、一つの套路については人に教えるレベルに達していると認定された方。

定期クラス

クラスとは別に補修として、旺龍堂の九宮八卦掌の定期クラスに参加することができます。            

遊心踊身クラブ

月1回、東京都内の自然豊かな公園の中で、木々を囲みながら練習をするクラブ活動です。初めての方、リフレッシュしたい方、補習を屋外で行いたい方向けの時間です。

養成について

インストラクター・アシスタント募集!!

青龍八卦掌を伝えたい、サポートしたい方のために「インストラクター・アシスタント制」を導入しています。一定以上の講習会への参加、認定によって「青龍八卦掌インストラクター」への道が用意されています。

あなたも青龍八卦掌を
始めてみませんか?
<体験会について>

詳細はこちら→体験会の詳細

メールからのご予約 ryoken@gray.plala.or.jp

または下記のお申込みボタンよりお問い合わせをお願いいたします。ご希望の日時と連絡先を教えてください。